歩くこと

以前に「自分を大事にする時間」を大切にしたいと書きましたが、私の場合、一人で歩くことが「自分の時間」になっているように思います。最近よく、「うつ病の治療に運動がいい」なんて言われますが、誰にとっても適度な運動はいいものだと思います。
運動する、というと、本格的にウエアを揃えて、ジムに申し込んで、というイメージがあります。それはそれで、気持ちが盛り上がりそうです。ただ、逆にハードルが高くなって、運動することに及び腰になってしまうおそれもあるように思います。その点、「歩く」ということは、運動の入り口としてぴったりかな、と思います。冬でしたら、日差しを気にせずにたくさん歩くことも可能ですし。
普段の忙しい生活のなかでは、どうしても「急がないと」と焦らされることが多くありますよね。それでも、いや、だからこそ、長い人生のなかで、「急がば回れ」と、ペース配分しながら歩くスピードを自分で作っていく、という時間があっていいように思います。それは大切な「自分の時間」になると思います。本格的な運動ではなくても、まずは、「あれこれと考え事をしながら、ぶらぶらっと歩くこと」、おすすめです。